二ヶ月ぶりの湯船



下書きがたくさん溜まっています。


昨日は土用の丑の日でしたので?お腹を壊しましたw
と言う訳で何となく浸かっていなかった湯船に久しぶりにドボン。


いやー疲れた。
水圧と熱さに。
と共に体の冷えを更に実感。
中、やっぱり冷えてます。


そんな気づきがあった日。


点滴後二週目〜動けるので散歩から始めよう。
投薬しているので冷え改善は難しいとしても
生活習慣を変えること
休養中に始めた勉学を続けること
そんなことを決心しました。


ただいま夏休み真っ最中、
うちはほぼ予定なしでしたが何とか楽しく過ごしています!
毎日何かしらして娘と遊んでおり
ずっと(大人が)楽しい訳ではないけど、
この分だと一ヶ月強の休みでも何とかなる。


以前は学童みたいなものを絶対利用する!と思っていたのだけど、
それは私が娘と接するのが怖かっただけで、
実際長時間過ごしてみるとコミュニケーションの取れなかった頃より
格段に楽になっていることに気づく。


退屈でも(笑)楽しいね!と言いながら遊んでいます(^_^)



ダイジェスト版

手術日当日 

 

シャワーを浴びて身なりを整える。

錠剤を飲んだらもうベッドから動いてはいけません。

 

麻酔室手前スペースでオペ台?に移動。

一応温めてあるタオルでカバーされてたけど地下は寒い。

お布団乾燥機?みたいなもので一応カバーしてくれる。

 

麻酔室ではまず点滴用に三回針を打たれたが、手の甲では十分でないので前腕真ん中あたり。

何とか見つかって良かった。

二度目の硬外膜麻酔はこんなもんだったかとお産の時を思い出すが、陣痛で全く覚えていない(笑)

そんなに痛くなくて良かった。

 

麻酔師達は心配な感じで私を見ていた。 

 

リラックスしてるように見えてるわね。

リラックスしているかどうかは分からないけど、、、。

他の人はどうなの?

ずっと寝ている人もいるし普通にしている人もいるし。

 

硬外膜麻酔用の針で場所を探している時に、大丈夫?と聞かれた。

それを聞いてちょっと涙ぐんだ。 

そんなに大変なことをしているのかと。

 

マスクでいよいよ眠らされる。

全身麻酔も3回目だが、今回が一番効きが強かった。

目眩がとにかく凄くて薬のせいかと気づいた途端意識がなくなる。

 

 

 

 

起きたらまた処置室みたいなところにいた。

とにかく横向きになりたくて必死に動いてたな。

喉が渇いてたので水スプレーを。

担当看護師しか対応してはいけないのか、すみませんと声を上げまくってもみんなスルー。

痛み止めも適度に貰いつつ3時間ほどで病室にもどる。

 

それから三日間硬外膜からの麻酔、点滴5本?排血用カテーテル尿道カテーテルに繋がれて過ごす。

当日はまだ余裕があったんだよね。

麻酔に痛み止めなどでよく眠れるから。



病室に戻ると暫くして執刀医が説明にやって来た。

まだそんな余裕ないと思うけど、と言いながら。

 (それなら明日でもいいじゃない、出産後も当日午後疲れてるのに家族が押し寄せて来たなぁと思い出したり)


予定より2時間早く終了

オペは予定通りに進んだ

そこまで浸潤していなかったからストーマなし

病理検査に5日かかる 

と報告されました。

 

ちなみにこの方病院でもトップレベルの執刀医で、私はスリム(現地人と比べたらそらそーだ)なのでお腹の中も見やすかったと言っており朝飯前レベルのオペだったのであろうと推測。

後から看護師の知人と話したのは、こちらでは検便などは任意なので症状がない限り病院に来ないから来るときは、相当進行していること、進んでいる?日本と違って患者さんを見るとおじさんばかりなので、さらにオペしやすかったのかなと。

周りを見ても女性が一人もいなくて、しかも30代、彼らと比べたら初期と扱いやすかったのでしょうね。



 

術後2日目

翌日朝からリハ。

立ち上がり車椅子に座る、これだけで吐き気が凄かったのですぐベッドにもどる。 

血圧を下げる成分が入ってる麻酔の量を翌日から下げることに。

午後もう一度トライして部屋を数歩歩いた。

水も飲み始めた。

一口ずつ。

 

 

 

 執刀医がやって来て、切り取った病巣部の写真を見せてくれた。

 

芋虫? 


子供みたいな感想はおいておいて、何とも言えない感情が上がって来た。

私の一部だったものが、ガンと言われる細胞になり
何となく申し訳なく思ったり、
これまでありがとうございました、お疲れ様でした、と。




※後から聞くと、普通は患者さんにこんなことしてくれないそう。
私が希望して執刀医が了承してやってくれたことなんだけど。
リマインダーとして取っておきたいので彼に画像を送るように頼むと
最初はえ?と言う顔をしていたけど、as a reminderと伝えたら納得してくれた。

後日代理の外科医が来たときに一連の話をし、
私の連絡先を渡すように頼んだら上記のことを言われ、直接彼に聞いてと言われた。
と言うわけで2回ほど一連の説明を繰り返す羽目になった。



やはり1日目と同じくずっと寝ていた。



感謝とお疲れ様でした。

入院1日目 



病室に入ってすぐ、立ち替わり入れ替わりスタッフがやってきたので一息つけたのは夕飯の時間帯。

それからはパソコンで事務作業をひたすら10時くらいまで。

食事に関して色々思うことはあるけど、それより消化器系を休ませるという利点にフォーカスしようと思う。

コースメニューが一日一食料金に含まれているので誰か誘おうかなと思うも、お互い気まずくなるから身内だけにしておきます、ハイ。



最後の晩餐はブイヨンとりんごジュース。
明朝までお茶も飲んで良いそう。


下剤2リットル、今回はきつかった!
モンジュースを入れても全然味が変わらない。
それプラス、水分を常温で頑張って取っていたら寒くなってしまう。
体温計では35、5度でした。
低体温です。
ガン細胞に最適な温度。
水分のせいかもしれないけど、こんなに低いとは。



緊張しているのか、いつも血管探しで泣かせているのに今日は絶望的に見つからなくて手首から取られたよ。
そして血流が悪くて?血が溜まるのに時間かかりました。
寒いからかな。



血液凝固防止の注射をして今日の処置はおしまい。




もうすぐ深夜。
これからシャワーを浴びて本を読みます。
明日は1日寝ているから夜更かしします。





と、タイトルのこと。

ネガティブな感情にフォーカスをするのではなくて、今まで生まれてずっと働いてきた大腸さんにお疲れ様でした、今までありがとうございました、と感謝をしたいです。

不摂生なのか遺伝なのか分からないけど、とにかくよく働いてくれました。

ありがとう。


つわりの時に全く食べれなくなったことがあり、今回もそうなるのだろうけど違うことは感情を手放せている?こと。
食べれなくて人生灰色と言っていたのよね、あの頃は。
今は残念だとは思うけど、他にも良い点はあるから。

こんな気づきの機会を貰えてありがたいなと思いました。





別のストレス



詳細を知らない知人からまた聞かれた。
病名は言わなかったが、正直に手術をしないと詳しく分からないので術後お話ししますと言っておいた。
彼女とは二人きりで会うのはしばらくやめておこう。









昨日の夕方から娘を一切無視しています。
いい加減態度を改めて欲しくて、土曜日から同じようなことが続いているのです。
暫くしてから ごめんね と謝って来ましたが、
3回目なので徹底的に無視しています。



イムリミットは明日。
明後日から家族がうちに来てくれるのでそれまでには仲直りしたいな。
何でママがこんなに怒っているのか、何度も尋ねるように夫に言っておきました。



おそらくどのご家庭も同じだと思いますが、
日常生活のおくり方を教えるのに一苦労しており、私にとってはそれがとてもストレスなのです。



食生活
間食をすると食事をほぼ食べない。
幼稚園でおやつが出てくるので夕飯は食べないのです。
みんなが食べている中自分だけ食べれないのも可哀想と思っていたけど、先生に頼むしかないのか。
偏食大魔王な上に食べないので心配この上ないです。



衣類関係 
可愛い服が大好きなのはいいとして、真冬にエルサのドレス一枚で家の中をウロウロしパジャマも来てくれない。
昨年は風邪引きの期間が長かったように覚えています。



寝る時間
最近は21時近くなっています。
11時間は寝るとご機嫌さんなのでそのくらい必要だと思うのですが、
敏感な性格のため嫌なことが寝る直前にあると(寝る寝ないで口論になったり)
超早起きになるのです。夫にそっくり。
誘導が大変です。


※そしてうちはなぜか片親だけだとうまく行くことが多い。
夫婦揃うとペースがガタガタです。



ある時、ママはダメダメばっかり言ってると指摘されました。

その通りだよ
でもそのダメには理由があるの
理由を話そうとしても聞かないよね?
だから〇〇ちゃんにはママがダメだけしか言ってるように聞こえないんだよ







手術は来週です。
むしろ家族関係のストレスでメンタルダウンしていますが、体調不調は自覚なし。
本当に悪性腫瘍があるのか未だに信じきれない部分があります。
術後も特に治療が必要でなかったら、
先日の夫のやり取りであったようにこのまま軽い感じで終わるのだろうか?


↓↓↓↓↓↓↓↓ 


夫婦でケーキを2種類購入、自宅で食べようとした際に
選んだケーキが酸っぱかったので彼の選んだチョコケーキと換えて欲しいと頼んだ。
断られたので、切り札の 術後は好きに食べれなくなる を出したけど
一向に聞かないので ガン患者に失礼ね と言ったというエピソード。
それでも換えてくれませんでした。
あなたのメンタルもすごいよ!?






やりたい事リストと日程決まる

検査翌日にドクターから電話。
行動が早くてびっくりです。


転移なしということで、事前療法はしなくても良い!
娘の予定がびっしり入っているので入院前までしっかり動けるのは助かる。


転移なしという結果とオペの説明を受けるため来院予約をして電話は終わり。



執刀医はまた別の医者で、彼から説明を受けました。
言葉があれなのと腸をだいぶ切り取ることになるという事実に驚いたのか質問事項は、事前に用意したもののみだけで終わる。


患部に関して突っ込んで聞きたかった。
というのも、鮮明に映らなかったため画像が見辛く判断がつきにくい場所があったのです。
骨盤内のその他の臓器との関わり合いなど。


後からネットで調べると、腫瘍から前後10cm切り取るのが普通みたいですね。
肛門にかかる場合は残すかどうかの判断は個人により。


私の場合は、その場で肛門括約筋のチェックを行い十分に筋力があるため温存になりました。


ストーマはおそらくつけることになるかと。
つい昨日、説明を受けに来てくださいと連絡があり麻酔説明のアポと同じ日になりました。
病院のウェブに動画が載っていましたが、まぁショッキングでしたね。
外出中なら多目的トイレを使わないとなと思いました。





知り合いにはまだ3人しか話していません。
うち一人は詳細も知らない。一緒に活動することがあるので動けなくなる事情を伝えたかっただけなので。
一人は同じ国で腹腔鏡手術を受けたことのある友人なので、詳細を話して彼女の経験談を聞かせてもらった。


とにかくご飯が食べられたものじゃないから、自分で用意できるならすること。
暇だから本など準備してね、や術後気をつけることなど。
本人から聞けるのは参考になる。


しばらく食べられないだろうから今のうちに揚げ物を食べるんだと言ったら、爆笑していました。


というわけで、やりたい事リストはほぼ食べ物関係です(笑)


家族には皆知らせることになったけど、私の知人にはあと一人をのぞいて言わないことにした。
説明が手間、、、。
詳細を知らない知人は、私が話す気になったら疾患を教えてくれてと言って来たのです。


その気になったら話すから、そういうことも口に出さないで欲しい。
というわけで、私もそんなことがあったら本人が言いだすまで聞かないことにしよう。
本人はそんなことに気を回す余裕がないので。
というか、もともと詮索しないな、私は。


詳細は知っている残りの一人は、さっぱりしている性格なので話しやすかった。
上の人は普通に良い人なのだけど、大変ねぇ。。。と後ろ向きな気を発するのが違いだな。


入院に向けての準備をしっかりしておきます。





各種検査

MRIとPET CTを二日続けて受けてきました。



20年ほど前に頭部のMRIを受けたことがあったので何も心配はしていませんでしたが、今回は造影剤を注射して思わず思わずこれは何だ?何のため?と前のめりで聞いてしまった。



当時は骨にフォーカスしていたので造影剤で濃淡を作らなくて良いのでいらなかったのだろうと言われました。



血管が細いから静脈注射しづらくて看護師にはいつも申し訳なく思う。



撮影が長引き1時間弱はあの機械音を聞いていたのではないだろうか?



検査着の下は靴下のみで最後の方は寒かった。



と思ったら翌日のペットでもっと寒い思いをすることに。



ペットの検査では着替えは必要ではないのだけど、ジーンズは脱衣の指示が出て下半身は下着と靴下のみ。



ただでさえ1時間の安静時間中に冷えてるのに、、、ブランケットを二枚重ねてくれたけど苦行でした。



この日も血管探すのに難儀しており、結局前日と同じ箇所にプラスチックの針。まぁいいけど。

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点滴、注射に慣れないとなぁと安静中に思っていました。



血糖値をはかり値は5、3?検査して大丈夫とゴーサイン出ました。



20分後に500ml以上の液体を一気飲み。



もう不味くて思わず顔を歪めてしまった。。。



それから40分が経ち、看護師から検査室に案内される。



検査直前に造影剤(恐らく放射性グルコース何とか?)を注入されたが、、、、これが滅多にない経験で凄かった。



熱くなるよと言われてすぐ注入部分に痛み、、、その後じんわりと身体が暖かく感じられるようになったのですが、それも超部分的に粘膜部分だけ。



なのでお股が熱かったw



そして顔の中心がアルコールを飲んだ後のような感覚、口の中もじわじわ〜と何かを感じ、それから苦味もかなり感じられました。



懲りもぜずにまた顔を歪める。



看護師によると、苦味を感じない人もいるそうです。



摂取した時間から計算して16時には12%まで放射線も下がるので、抱擁などしない限り子供と同じ空間にいても大丈夫と言われましたが、何だか怖いので検査当日は娘には会わないことにしました。


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お昼はカフェで済ませ、半分以下に減ってから帰宅。



それから8時まで別の場所で待機?しています。



夫は知人と夕食に出かける予定がありましたが、キャンセルしてくれました。



急に時間が大量にできたのでがん患者さんのブログを読んでいます。



様々な例を読みながら心の準備と行ったところでしょうか。



私もカツラ用意したほうがいいのかなとか。



結果は数日から1週間くらい?



こちらの国の人は聞かないと教えてくれないのですが、この後の段取りは?に担当医から電話が来ます、だけでした。



ペット検査の経験談を読むと、大げさな?扱いを受けていたようですが子供や妊婦との接触に気をつけること以外特に何も言われず。



カフェでは気持ち、だいぶ端の誰もいないところに座っていました。



人を選ぶけど、知人家族に打ち明けたほうが良さそうな気がして来た。



特に夫の精神的、身体的負担を減らすためにも。





とあるガン患者の死生観

ついついネット検索してしまう。

元々?体力がないのか、悪性腫瘍があるから体力が消耗されているのか。
大抵午後に一休みしないと夕飯あたりから本当にしんどい。

以前はしょうがないなぁといった顔つきをしていた夫ですが
あれ以来、どうぞどうぞと休ませてくれる。

腫瘍のせいなのか、それとも単にだらけてるだけなのか(_ _).。o○



現時点で気になるのはそんなところ。
家族親戚に経験者がいるので色々聞きたいのだけど、
いかんせん検査もまだなので。




ちらっと流し読みした感じでは告知〜治療方針決定の間までにも
だいぶ落ち込む人もいるようです。

私はといえば、落ち込んではいない、と思う。
ところどころ腫瘍があることを思い出しはするが気分が塞がることはない。

ステージがまだ分からないから実感がないのが正直なところ。

なので検査結果が出るまで生きた心地がしないとかがよく分からない。



予定が全く立てられないことは不便だが。

というのも、人間ドックが終わってからやりたいことがいくつかあったから。



断捨離や家族の今後のことを考え直す良い機会ではある。
これからに備えて良く準備しておきたい。